単純化された形を描いてしまう

「記憶によって人物を描くことは、
子どもの頃から繰り返し使ってきた
記憶のなかの一連のシンボルを引き出します。
記憶による画を描いているとき、
あなたは自分の手にも心があるように
感じたことを思い出しましたか。
自分が描きたいと思うイメージを描けず、
手が、たとえば鼻など、
単純化された形を描いてしまうのを
抑えられないことがわかったことでしょう。
これが、幼児期の限りない繰り返しによって
記憶された子どもの画の、
いわゆる“象徴体系”です。
ここで、いま描いた自画像と記憶で描いた画を
比較してみましょう。
どちらの画にもシンボルが用いられている
−目あるいは鼻、口の形が似ていて、
時にはほとんど同じ−
ことがわかりますか。
そうだとすれば、これは、鏡のなかの
現実の形を観察しているときでさえ、
象徴体系があなたの手を
コントロールしていることを
示しています。
<『脳の右側で描け
「鼻はただの三角か?
鼻の穴もあるだろう。小鼻もあるしさ。
口もさ、一本線てことはないだろ。
唇もちゃんと描けよ」
「はあ?描けないし。難しいし」
「やっぱり、あれなのかな。
人って、見てるようで
見えてないものなんだろうな。
絵を描くときだけじゃなくて、
社会を見るときも、
『政治』、『腐ったもの』、
『結婚』、『人生の墓場』、
『人生』、『辛いもの』
だとか、よく見ずに、
植えつけられた概念だけで
反応してることも多いんだろうな」
「何言ってるか意味分からんし。
オレ描けないから
兄ぃー兄ぃー描いて!」
エルテ出版
ベティ エドワーズ(著)Betty Edwards(原著)北村 孝一(翻訳)
発売日:2002-02
発送時期:通常3〜5週間以内に発送
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無駄に分厚いだけ
絵を描くとは何か?
この本の二つの使い方
入門の前段階の本?
さよなら、左脳・・・




