一度に一粒の砂・・・一度に一つの仕事

『テッド、君の人生を
砂時計と考えてみるんだ。
砂時計の上部には、
無数の砂がはいっている。
そして、それらの砂はゆっくりと、
一定の速度で中央のくびれた部分を
通過して行く。
この砂時計を壊さないためには、
君や僕が余計な手出しをせずに、
砂の一粒一粒が
くびれた箇所を通過するままに
しておくほうがいい。
君にしても、僕にしても、
ほかのだれにしても、
この砂時計そっくりなのさ。
朝、仕事を始めるときには、
その日のうちに
片づけてしまわねばならないと
思われるものが山ほどある。
けれども、
われわれには一度に一つのことしか
できないし、
砂時計の砂が
くびれた部分を通るように、
ゆっくりと、
一定の速度で仕事を片づけるしか
手はない。
さもないと、
肉体や精神の働きが狂ってしまうのだ』
( D・カーネギー 『道は開ける』 )
「でも、ホンットやらなきゃいけないことが
たくさんあって、ゆっくりやってらなんですよ!
あ!砂時計のくびれの部分を
太くしたらどうですか?!」
「それはそうだけど、
君自身のくびれが太いかどうかが
問題であって・・・」
「ちょっとー!
どういう意味ー?!」
「いや、君のウエストのことを
言っているわけじゃ・・・」
「言ってるじゃないですかー!
バシッ!」
「イデッ!」
創元社
デール カーネギー(著)Dale Carnegie(著)香山 晶(著)
発売日:1999-10
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:184
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